2015年5月5日火曜日

自作mini-miniケーブル “筋骨格”作ってみた


網タイツじゃないです

 
 ひさびさの更新ですね。
まぁ間に大学受験を挟んでいたものですから。(なんで1月に記事書いてたんだというツッコミはなしで)


今回紹介するのは、僕が制作した自作mini-miniケーブル、名づけて“筋骨格” です。
なんか私のケーブルには人体に関わる名前をつけるみたいです。

早速外観から紹介しましょう。




外観


使用している線材は、Chが黒の軍需用ケーブルでLRにそれぞれ2本づつ使っています。GNDは1芯シールド線でこちらも軍需用ケーブルです。

このケーブルでは独特な編み方を採用してまして、太いシールド線の周りを覆うようにCh線が交差しています。

なんでこんな編み方してるのかというと…気分です。ええ意味なんてないです。

決して網タイツを意識したわけではないです。
決してJKの網タイツにインスパイアされたわけじゃないです。




使用しているプラグはオヤイデの金メッキプラグ(口径6mm)です。
デザインが好きなんで使ってますが、正直はんだ付けしにくいし、はんだ乗り悪いし仕様変更したい…

プラグのおしりの部分は収縮チューブで覆い、線材を固定すると共にプラグ内部のスキマが見えないようにする目隠しの意味があります。


使用しているはんだは、みんな大好きKR-19RMAです。twitter自作界隈では通称マイホームと呼ばれていますね。


KR-19RMAは圧倒的な作業性の良さで音響用はんだとして最もポピュラーなはんだです。僕がケーブルを試作するときはまずこのはんだを使います。音質的にも非常に優れていますからね。

音質レビュー

音質については自分の感想と試聴してくださったオーディオオタク様のご意見をまとめて書いていきます。


一聴して印象に残るのは、中低音のゴリゴリ感です。

中低音に非常にキレと量感があり、ゴリゴリとした音圧が感じられます。特に低音は締まったグッと力強い音なのでロックには相性が良く、ドラムやベースの弦を弾く音が近く生々しく聴こえます。

私が一番気に入っているのは、音の重心が低いことです。
全体的な音場が低くどっしりしているのでゴリゴリとした中低音がより低く感じられます。ドラムのアタックの度にゴリッと上へ押し上げられるような力強さがあるのはこのケーブルの独特な点です。


高音に意識を向けると、低音よりは量感は控えめではありますがシャリシャリと歯切れの良い音がします。こちらもロックには相性が良さそうです。定位も悪くないので、EDMのようなシンセサイザー系の細かい高音も粒立ち良く聴こえます。しかし高音はノビや音場の広がりがないので、ピアノやクラシック系の音楽にはイマイチです。




まとめ

以上です。いかがだったでしょうか。



なかなか市販品ではここまで低音にシフトしたケーブルはないので、一風変わった変態ケーブルができたのではないかと思います。

こちらのケーブルはすでにtwitter上で販売しております。これからも売るかは未定ですが。

こちらのケーブルを聴きたい方は、5月16・17日の春のヘッドホン祭りに私も参加しますのでぜひお声掛けください。

私のtwitter→@skeletone507


ではでは。

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